「Excelにて文章の一部または全体を訂正・無効にしたいけど、その部分は残したうえで、訂正・無効にするために、取り消し線を引きたいが、その引き方が分からない」というお悩みはありませんか?
その取り消し線・打ち消し線を引くためには、色々な操作があるのですが、実は、ショートカットがしっかりあり、それを使うだけで、すぐにサクサクと引くことができます。もちろん取り消し線・打ち消し線の解除も可能です。
私も取り消し線・打ち消し線を使うときは、このショートカットを使用することで、ストレスなく、快適に引くことができています。
その他補足情報も併せて解説していきます。
[Ctrl] + [5](数字)が最も簡単
- まず取り消し線を引きたいセルを選択します。
- [1.]の状態で、[Ctrl] + [5](数字)を入力すると、該当セルの文章に取り消し線を引くことができます。
1.まず取り消し線を引きたいセルを選択します。
2.[1.]の状態で、[Ctrl] + [5](数字)を入力すると、該当セルの文章に取り消し線を引くことができます。
取り消し線を文章の一部のみに引くことはできない?
文章全体ではなく、文章の一部のみに、取り消し線を引くことも可能です。例えば、「商品の価格は、¥5,000です。」の「5,000」に取り消し線を引いてみたいと思います。
- まず該当のセルを編集状態にします。この例で言うと、セルB3でダブルクリックか、F2キーを押下します。そうすると、セル内の文章の編集ができるようになります。
- 「5,000」の部分をドラックした状態で、[Ctrl] + [5](数字)を入力すると、「5,000」に取り消し線を引くことができます。
1.まず該当のセルを編集状態にします。この例で言うと、セルB3でダブルクリックか、F2キーを押下します。そうすると、セル内の文章の編集ができるようになります。
2.「5,000」の部分をドラックした状態で、[Ctrl] + [5](数字)を入力すると、「5,000」に取り消し線を引くことができます。
引いた取り消し線はどうやって解除できる?
既に引いてしまった取り消し線を解除するには、もう一度(場合によっては複数回)、[Ctrl] + [5](数字)を入力すれば可能です。
[Ctrl] + [Shift] + [f] のショートカットを使うことでも、一応できる
[Ctrl] + [5](数字)よりも少し手間が増えますが、[Ctrl] + [Shift] + [f] でも、取り消し線を引くことが可能です。
試しに、例えば、「商品の価格は、¥5,000です。」の全体に取り消し線を引いてみましょう。
- まず、該当セルを選択します。
- その後、[Ctrl] + [Shift] + [f]を押下し、[文字飾り]の[取り消し線]にチェックを入れ、最後に[OK]を押下します。