合格者が教えるスマートフォンモバイル実務検定のおすすめ勉強方法

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スマートフォンモバイル実務検定は、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末の販売に必要な基本的な知識を備えていることを証明する検定試験ですが、これまでIT関連の勉強の経験がない方にとっては、初めて目にする内容等も多く、どのように勉強すればよいのか、勉強方法に迷ってしまうこともあるかと思います。

スマートフォンモバイル実務検定は、比較的合格しやすい検定試験で、4者択一式の試験形式となっているため、出題範囲の知識を身につける学習を進めていく形です。ただその暗記の勉強も、やり方の方向性が異なってしまうと、かなり時間がかかってしまいます。

私もスマートフォンモバイル実務検定を受検しましたが、あることに気を付けて勉強をしたことで、約30時間~約40時間前後の勉強で、合格することができました。今回は、その際に実践した勉強方法に関して、まとめておりますので、ぜひご覧ください。

スマートフォンモバイル実務検定は勉強方法は、まずサンプル問題を解き、実力をチェック

私がスマートフォンモバイル実務検定の勉強をするうえで一番気を付けたことは、勉強する内容の優先順位をつけたうえで、勉強することです。(当たり前のことかもしれませんが)

スマートフォンモバイル実務検定は、過去問が非公開のため、過去問を使った学習や現時点での実力チェック等ができません。ですが、サンプル問題は公開されておりますので、まず公開されているサンプル問題で、現時点での実力を確認します。

⇒スマートフォン・モバイル実務検定 サンプル問題

勉強の流れに関しては、大まかに以下の通りです。

  1. スマートフォンモバイル実務検定のサンプル問題を本番のように一度解いてみる。その後答え合わせ
  2. [1.]の結果より、現時点での知識レベルを把握し、知識が不足している出題範囲を確認する
  3. テキストで、[2.]で確認した知識が不足している出題範囲箇所を学習する([1.]で間違えた箇所の復習も)
  4. テキスト全体を流し読みながら、各出題範囲(出題範囲はテキストにも一覧として掲載されている)の内容を暗記し、整理する

一番最初にサンプル問題で、現時点での実力チェックを行う理由は、以下の通りです。

  • スマートフォンモバイル実務検定の合格に必要な学習時間・期間の目安の確認するため
  • 上記[3.]、[4,]でのテキストでの学習を効率的に行うため

スマートフォンモバイル実務検定にて出題される問題に関しては、日常生活を過ごしている中で、既に知っているもの等も多く、そのような知識等に関しては、個人的には、基本的に追加で勉強をする必要はないと考えております。

スマートフォンモバイル実務検定のテキスト自体は、全体のページ数として、約200ページ前後ありますが、そのすべてを暗記しようとすると、とても大変且つ時間がかかってしまいます。

上記[1.]、[2.]にて、現時点での実力チェックを行うことによって、勉強しなくてもよい範囲勉強しないといけない範囲が把握でき、その結果、テキストで勉強した場合、どのくらい時間をかけるべきなのか、大体見当がつきやすくなるはずです。

スマートフォンモバイル実務検定のテキストでの学習は、まず全体像を簡単に把握し、各出題範囲のページを読んでいく

スマートフォンモバイル実務検定のテキストで学習を始める際は、まず簡単にスマートフォンモバイル実務検定に問われる内容の全体像を抑えましょう。

テキストは以下の書籍を使っていきます。

全体像を確認する際おすすめなのが、テキストの目次です。

目次を見ながら、「ふーん、スマートフォンモバイル実務検定では、このような知識が問われるのか」というような感じで、全体像を抑えます。

「本全体として、○○章あって(例えば12章など)、セキュリティに関する章、法制度に関する章などもあるのか…」

「○○章は分量が多いな」

「この章はこのようなことが書いてあるのか、ふ~ん」

実際に自分が目次を見る際に思っていることを書いているため、少し恥ずかしいですが、このような感じで、全体像を見ていきます。気になる章があれば、その部分を実際に開いてみて、確認してみるのもよいでしょう。

この全体像の把握が簡単に終わった後で、前述した以下の[2.]の作業で、確認済みの勉強しなくてもよい範囲勉強しないといけない範囲を確認していきます。

  1. スマートフォンモバイル実務検定のサンプル問題を本番のように一度解いてみる。その後答え合わせ
  2. [1.]の結果より、現時点での知識レベルを把握し、知識が不足している出題範囲を確認する
  3. テキストで、[2.]で確認した知識が不足している出題範囲箇所を学習する([1.]で間違えた箇所の復習も)
  4. テキスト全体を流し読みながら、各出題範囲(出題範囲はテキストにも一覧として掲載されている)の内容を暗記し、整理する

サンプル問題で間違えた箇所、サンプル問題で初めて知った語句、苦手個所などをテキストと照らし合わせて、該当の章やページを後で分かるようにしておきます。本の端を折るなどでも大丈夫です。

テキストの後ろの方には、索引などもあるため、そこで知らなかった語句などを調べてみるのもよいでしょう。

この作業は慣れていないと結構大変なのですが、終わってみると、約200ページ程あるテキストの内容のうち優先的に学習しないといけない箇所が目に見えてわかるので、テキストの学習も進めやすくなると思います。

ここまで完了すれば、あとは以下の[3.]、[4.]の手順で学習を進めていく感じです。

  1. スマートフォンモバイル実務検定のサンプル問題を本番のように一度解いてみる。その後答え合わせ
  2. [1.]の結果より、現時点での知識レベルを把握し、知識が不足している出題範囲を確認する
  3. テキストで、[2.]で確認した知識が不足している出題範囲箇所を学習する([1.]で間違えた箇所の復習も)
  4. テキスト全体を流し読みながら、各出題範囲(出題範囲はテキストにも一覧として掲載されている)の内容を暗記し、整理する

スマートフォンモバイル実務検定の合格を目指すうえで、[3.]の勉強が一番大切なところになります。

この[3.]の学習で、知識をしっかりつけることができれば、スマートフォンモバイル実務検定の試験問題を解いた際に、「分からない」と感じる問題の数を少なくすることができるからです。

ただ、この[3.]の学習にはあまり時間をかけすぎず、[4.]の学習に早めに移りましょう。

[3.]の学習も大切なのですが、[4.]の学習も済ませないと、当然ながら、合格できるレベルに達することは難しいため、早めに[4.]の学習に移れるようにしたいところです。

[4.]の学習の際は、テキスト全体を流し読みしながら、知識を少しずつ蓄えていきます。私の場合は、以下のように読み込みました。

  1. ひとまずまずテキストを1周読んでみる
  2. 目次を都度都度見ながら、各章にどのような節があるのか、意識しながら読んでいく
    (例)「第1章には、全部で7つ節があって、節1-1は〇〇〇で、節1-2は、〇〇〇になっているのか…」みたいな感じです。
  3. 各節の小見出しを抑えながら、テキストを読んでいく
    (例)「節1-1には、全部で〇つの小見出しがあって、〇〇〇と〇〇〇が重要なのか…」みたいな感じです。
  4. 小見出しの下にある本文を読み、細かいところも読んでいく
  5. 各章、各節で、どのような内容がまとめられているのか、口で説明できるようにする
    (例)「第一章の内容としては、〇〇〇(節タイトル)や〇〇〇(節タイトル)がまとめられていて、〇〇〇(節タイトル)の内容は〇〇〇で、重要なのは〇〇〇と〇〇〇…」みたいな感じです。

個人的な感覚としては、上記[5.]の「各章、各節で、どのような内容がまとめられているのか、口で説明できるようにする」ができるようになれば、もう検定合格に必要な知識は、頭の中で整理されていると思います。

この[5.]の作業をする際は、他人にテキストの内容を伝えるようなイメージでやるといいですね。実際に口に出しながらやると、なお良いと思います。

比較的合格しやすいと言われることが多いスマートフォンモバイル実務検定の勉強において、ここまでやる必要もなかったかもしれませんが、当時自分の場合、絶対に落ちたくなかったので(お金がない中で払った受験料を無駄にしたくない。落ちるぐらいなら美味しいものに使いたい)、このような感じで勉強を行っておりました。

振り返ってみると、上記の[5.]の段階で、テキストの内容を簡単に話せるようになったことで、自信をもって受検できたように思えます。

まとめ:テキストを正面からやりこむと結構大変なので、優先順位をつけて、勉強しよう

今回は、当時自分がスマートフォンモバイル実務検定を受検した際に行っていた勉強法をまとめさせていただきましたが、正直なところ、参考にもならないかもしれません(笑)。

ただ、今回、記事として、アウトプットをすることで、自分がどのような勉強をしているのか、見直すことができたので、自分にとって大きな収穫でした。非効率な面とかもたくさんあると思うので、これから見直していきたいと思います。

私自身頭が悪いので、勉強も苦手なのですが、頭の良い友人にどのような勉強をしているのか聞いた際に、「人に教えるつもりで勉強する」とアドバイスをもらってから、勉強の成果が良い方向に変わった経験があるため、何かの役に立てばと思い、記事を執筆した次第です。

       
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